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| ギリシア、そしてローマの文化では、「ベッドで食事」という習慣がありましたが、中世ヨーロッパには、その習慣はなくなっていきました。ベッドは、休息や睡眠の為に使われるようになってきました。その当時の農民のベッドは、低い大型のチェスト(櫃・ひつ)に、わらぶとんを敷いた簡素なものでした。 |
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| - 屋根のあるベッド 〜「天蓋つきベッド」の秘密〜 - |
上流階級においてはどうだったのでしょうか?その頃は"寝室"が部屋としてはっきり区別されていませんでした。「・・・のための部屋」という風に、部屋の役割がはっきり決められていなくて、「広間」が生活の場だったようです。すきま風防止のために天井からつるされたカーテン、そしてその中に据えられたベッド。それが「天蓋つきベッド」の、はしりといえるでしょう。
中世西欧の建物(城、館など)といわれて思い浮かぶのは大勢の人が入れる広間と、そして高い天井など。掃除が大変そう・・・でも素敵ですね。14C初期には、そんな高い天井からのゴミやチリを防ぐために、ベッドの上に天蓋をつけるようになってきました。
初めのうちは、この天蓋も天井からつるされたり壁面に固定されたり。15C末には、ベッドのヘッドボードや円柱で天蓋を支持する形式があらわれました。 |
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| - ベッドデザインの変化 〜実用性→デザイン重視へ〜 - |
| すきま風やゴミを防ぐ、という生活上の必要性から生まれた天蓋つきベッド。時代が下るにしたがって、しだいにデザインも重視されてきます。ヘッドボードや天蓋を支える柱には繊細な彫刻もほどこされました。天蓋に付けられるカーテンもゴージャスなものが使われるようになってきたのです。 |